実用新案登録の知識:要件を満たせば査定

実用新案登録出願とは 実用新案登録は、特許とは異なり、新規性や進歩性などの有無を審査されることなく登録査定されます。
しかしながら、方式要件および基礎的要件を満たしているかについては審査されます。
速やかな権利化のために、出願前にこれらの要件を満たしているかをよく確認する必要があります。
 方式要件は、出願のために提出する願書、実用新案登録請求の範囲、明細書、図面、要約書が法に定められた様式従って記載されていることです。
 基礎的要件は、以下のことが挙げられます。

1、物品の形状、構造または組合せに係る考案であること
2、公の秩序や公衆の衛生を害するおそれがある記載がないこと
3、請求項が実用新案法施行規則第4条に従って記載されていること
4、実用新案登録請求の範囲の請求項が2つ以上の場合、考案の単一性の要件を満たすこと
5、必要な記載がない、または記載が不明確であるなどの記載の著しい不備がないこと

以上の要件を満たせば、考案の新規性や進歩性の有無に関係なく登録査定されます。

実用新案登録のオンライン出願は資料の推敲を惜しみなく行う

発明に没頭するなどの根拠から実用新案登録のために外出する暇もなければ、オンライン出願は有効な手段として使えます。
入力用に設けられた欄を埋めることによって完了しますから、作業の合間にできてしまいます。
実用新案登録の第一歩としてオンライン出願を試みるときは、受付の会場に赴く場合よりも資料の推敲に余念がないように気をつけるべきです。
提出された情報が機械的に判断されて実用新案登録に問題がないと判断されれば、オンライン出願を滞りなく終えられたと考えてしまいます。
ところが、内容に誤りが存在しても指摘してくれる相手がいません。
あらかじめ定められた基準に則ることによって判定されるに過ぎませんから、オンライン出願で実用新案登録に臨むのなら細心の注意を要するというわけです。
自身の目で隅々まで確認したり第三者に推敲してもらうなど、最も効果的と考えられる方法を選びます。
一度のみならず何度も行えば、資料の誤りが減少します。